レザーブーツは経年変化でかっこよくなる!
「アメカジ」とよばれる男性のファッションジャンルは、1990年代後半から2000年代前半にかけて、古着やNIKEのハイテク(当時)スニーカーなどが流行していました。
そのなかでも、バイカー系・ワーク系のスタイルにおける足元のスタンダードはサドルレザーの「ワークブーツ」で、これも超絶な人気でした。
九州の田舎町にある筆者の街の靴屋さんではそのような流行の靴を入手することができませんでした。が、ロードサイドにオープンした靴の量販店のオープングセールで、レッドウイングのアイリッシュセッターというワークブーツが、当時でも激安価格の!なんと1万円ぽっきり!で購入できました。
筆者が18歳のときです。
それから、約25年が経過し年齢も40代を迎えていますが、そのブーツは今でも持っています。
25年も履き続けられる靴って、すごいタフですよね。
そんなタフな靴もおなじように年を重ねて(エージング)います。
わたしのレッドウイングは、エージングがすすみました。
自画自賛ですがかっこいいです。
たった1万円の支出(学生だった当時はそれでもかなり頑張って買ったのですが)が25年という年月で、いまでは1万円以上の価値を感じることのできる靴となっています。
自分の人生との思い出がたくさん重なるかっこいいシューズです。
レザーブーツは若いうちに買え!
レザーブーツは若いうちに買え!
なぜなら、丈夫なうえに修理もできるため長年履けるだけではなく、長年所有するあいだに経年変化を楽しめるからです。
もし、あなたが50歳になったときに
「これ、19歳から履いてる。自分の人生を共に歩んでいる靴」ということができるか
「これ、50歳からこれから自分の人生を共に歩む靴」というしかないか
もちろん、後者もかっこいいとおもいます。
筆者もこれからもかっこいいブーツを新品で買うこともあるとおもっています。
ただし、前者のセリフは19歳で買った人にしかいう権利が与えられません。
かっこよくなることが確定しているアイテムは、手が届くようになったらなるべくはやく買っておくことにこしたことはないのです。
若いうちに買うべきおすすめのレザーブーツ
たくさんのかっこいいブーツが世の中には存在しまうすが、どなたにでもおすすめできる王道を2つのブランドをあげるとすれば「レッドウイング RedWing」と「ダナー Dannar」です。
他にも「Wesco」や「Whites」等のかっこいいブーツブランドは存在します。
値段やこれまでの流通実績から「若いうちに」買うとなると手を出しやすいという側面から特にレッドウイングの「アイリッシュセッター」というモデルを提案します。
このアイリッシュセッターは1950年代から2020年代の現在でも販売され続けているスーパー定番品です。
筆者も19歳のときにこのブーツを近所の量販店のセールで格安で手に入れて25年以上履き続けています。
経年変化によって、色味はふかまり何とも言えない艶がでています。
レザーブーツのお手入れ
レザーブーツは革の種類によってもお手入れの方法はかわりますが、スニーカーや子供の学校上履きのように石鹸・洗剤でごしごし洗うようなことはありません。
レッドウイングのアイリッシュセッターには「サドルレザー」という種類の革が使われています。
この革には「ミンクオイル」を塗布するというお手入れをします。
他に、ストッキングやTシャツのような柔らかい布で拭き上げ、豚毛のブラシなどでホコリを払い落したりします。
局所的な傷による色落ちに対しては、靴用のクリームで補色することもできます。
いろいろ、難しそうにかきましたが結論的には、定期的なミンクオイルの塗布と拭き上げだけで十分です。
ミンクオイルの塗布の頻度などによって、経年変化の具合に差がでます。
この差こそ、その人のレザーブーツへの向き合い方そのものだといえます。
乾いた感じの経年変化か、深い艶のある経年変化か、20年後にしかわからないあなたのかっこいい人生の鏡。
そんなレザーブーツのあるかっこいい暮らしを試してみませんか?
レザーブーツにカビ!対処方は簡単!
会社員生活をしていると、レザーブーツを毎日履くというのは実際むずかしく、バイクなどのアウトドアな週末を支えてくれる靴という位置づけにならざるをえません。
そうなると湿気の多い日本のシュークローゼットにたびたび放置することになります。
そうしたレザーブーツは、気を抜くと青かびがくることがあります。
ただ再起不能になるまでのカビではなければ、対処は簡単で豚毛のシューブラシでささっとブラッシングするだけでカビは落ちます。
そのあと、風通しのいい影にかかと部分を壁に立てかけるようにして、数時間の陰干しをすればOKです。
筆者のレッドウイングもつい最近、コバとよばれる部分にカビがきているのを発見したのでブラッシングして陰干し対応しました。
これだけで、十分です。
可能であれば、月に1、2度程度は カビがなくても陰干しすることをおすすめします。
レザーブーツは自分の人生の鏡
20年以上長持ちする質実剛健なつくりのレザーブーツを若いころに入手すれば、きっとアジのあるかっこいい人生になります。
ミンクオイルの塗布の頻度などによって、経年変化の具合には差がでます。
この差こそ、その人のレザーブーツへの向き合い方そのものだといえます。
すこし乾いた感じの経年変化か、深い艶のある経年変化か、20年後にしかわからないあなたのかっこいい人生をうつす鏡。
そんなレザーブーツのあるかっこいい暮らしを読者のみなさんもぜひ試してください。
おすすめのレザーシューズとお手入れグッズ
レッドウイング・アイリッシュセッター
他にもいろいろおすすめできるブーツはありますが、まずこのブーツを持っておいて、そのあと他に気に入りそうなブーツをそろえていくような、基本となるアイテムだといえます。
【RED WING】 レッドウィング IRISH SETTER 6' MOC-TOE アイリッシュ セッター 6インチ モックトゥ 8875 (E) ORO RUSSET 価格:45870円 |
セッターをお手入れするミンクオイル
レッドウイングの純正のミンクオイルを使えば安心ではありますが、筆者自身の経験ではミンクオイルであればどんなブランドのものでも問題ありません。
純正品と筆者が普段使っているミンクオイルを紹介しておきます。
REDWING JAPAN正規品 レッドウィング 純正ミンクオイル MinkOil 85mg あす楽対応 価格:1320円 |
価格:530円 |
使い方は「適量」を指でとってそのままブーツ表面に塗ったあとしばらくたったら布で拭き上げるだけです。
オイルの量は多すぎても少なすぎても、それなりに革のメンテナンスに効き目あります。
筆者の経験上、オイルの量についてはあまり考えすぎず、フィーリングで塗りましょう。
どうせ最後は拭き上げます。
革靴用の豚毛ブラシ
ビジネスシューズなどにも利用できます。
靴の色(茶色や黒)の系統ごとに1つずつ使い分けることで色移りなども気になりません。
レッドウイングのアイリッシュセッター1足のためだけであれば1つご準備いただければOK。
あるていど毛足が長いブラシが使いやすいです。
豚毛であれば、こしがつよいのでアイリッシュセッターのお手入れにはとても使い勝手がいいです。
値段はピンキリで、高価なものは実際とても使いやすいです…
が、こだわりがあれば別ですが、つぎに紹介するようなブラシは十分使えます。
(他にも馬毛のブラシなどもありますが、セッターのようなブーツには豚毛がいいとおもいます)
【ポイント最大10倍セール】コロンブス ジャーマンブラシ 豚毛 #5 #6 BR ツヤ出し ドイツ製 靴用ブラシ 靴磨き シューズケア COLUMBUS SHOE BRUSH PIG5 PIG6 価格:790円 |
RED WING レッドウィング ブラシ Brush 100% Pure Horsehair(馬毛) MADE IN USA [ケア用品・ホコリ落とし] 価格:1650円 |
レッドウイングのシューケアセット
ケアセットも発売されています。
男性向けのプレゼントとしても喜ばれるとおもいます。
レッドウィング メンテナンス レザーコンディショナー 3点セット REDWING 純正ケア用品 フォーム・レザークリーナー ブラシ レッドウイング〔FL〕【あす楽】 価格:5060円 |
RW/レッドウイング専用お手入れ用品セット!レッドウイング ミンクオイル+ブーツクリーム(無色)+フォームレザークリーナー+お手入れブラシ 価格:6050円 |
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