【成功】DIYバイク修理!TX650のIGコイル交換

バイク
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長年寝かしていた旧いオートバイTX650をすこしずつ修理しながら乗れるようにしています。

エンジンがあたたまると、エンストする症状の解決にむけていろいろやってきました。

今回はイグニッションコイルを交換してみました。

今回はついに解決させることができた事例をご紹介します。

この記事はこんなひとにおすすめ

  • オートバイのエンジン不調で原因を探っているひと
  • 特に、エンジンが温まってから不調になるというひと
  • ヤマハTX650やXS650ユーザー
  • 旧いバイクを検討しているひと

症状は、アイドリングストップ!

ついに車検を取得して公道を走れるようになりましたが、しばらく走ると信号待ちでエンストします。

その結果・・・近所を10キロ前後走りましたがエンストする症状はなくなったようです。

ようやく公道で多少安心して走れるようになりました。

今回は、交換したコイルについての記録です。

コンデンサ変えたけど症状に変化なし

そもそもの悩みの種となっているのは、走行しはじめてある程度エンジンも温まったころにアイドリングが保持できないというものでした。

始動はばっちりキック一発(たまに数発のときもありましたが)でしたので、熱をもったときに変化するものが原因だろうということを考えたわけです。

電気系統は熱によって電気抵抗が変化することもあるだろうという発想のもと電気系の部品を疑ってみました。

まずは、コンデンサを疑ってみました。

経年劣化で電気的な特性が変化しやすいだろうと考えたのです。

前回の記事はこちら →→→ https://shumatsu-brightlife.com/condensa/

しかし、結果は…残念ながらおそらくコンデンサが原因ではなかったようです。
それにしても、約50年も以前の製品でありながら大きな特性の変化をみせていない純正(日立製のようです)のコンデンサはとても優秀だなぁと思いました。

イグニッションコイルを交換した

 今回は、イグニッションコイルを交換してみます。

イグニッションコイルはエンジンに火花を飛ばすための、スパークプラグに大きな電気を送り出す装置です。

もともとこのバイクの電源は直流12vのバッテリーです。

その12vをもっと大きな電圧にコイルを使って変換して送り出すのですが、この部品が想定通りの電圧を送り出せなくなるとスパークプラグの火花が弱くなったり、火花がそもそも発生しなくなったりして、エンジンの不調を起こすことが考えられます。

プラグから火花が出るか・出ないかを普段は点検します。

わたしも普段の状態では点検しており、火花は出ていました。

なので、この部品を変えるべきかどうかは、「ひょっとして・・・」という根拠のない判断です。

もしこのコイルは正常だったら、、、そんなに安くない不要な支出になる、、、と脳裏をよぎります。 

いちかばちか・・・

それから、、、ネットなどではよくコイルの抵抗で良否判断するような情報を目にします。

テスターの抵抗値測定で ○○Ω ならOK とか、、、 でも私の考え(間違ってるかもしれませんが)コイルなんて中身はただの銅線の巻き線でしょうから電気抵抗なんてその電線の導体抵抗程度にしかでないのでは?とおもいます。

中身が断線でもしていれば 抵抗は無限(∞Ω)となるはずですが、そうなるとまったく火花なんてとばなくなるはずです。

なので、たぶんですけど今回のような火花がでることが確認できている場合は、抵抗値なんてコイルの良否判断の材料にはなりにくいのではないかなとおもうのです。

・・・いちかばちか・・・しかない! と私は考えました。

いちかばちか…部品を買うときの心理

 いちかばちか… 怖さがありますが… 部品を購入する判断を支えた考え方は

  • どうせいつか壊れる だって50年も前の部品だもの
  • この際 コイルが「新品」! という安心感を持っておこう!

 というものです。

コイルが原因で現在の症状がでているわけじゃないかもしれないですが、古い部品であることには違いありません。

多少高額な出費でもこの先何年も安心して乗れるじゃないか!いつ壊れるかわからない部品を搭載したままに比べてきっと安心できる! というものでした。

 皆さまはこの買い物が止まらなくなる要素たっぷりの危険な筆者の状況を…いかがお感じになりますでしょうか (^^)、

使ったコイルはこれ!

ということで、心理状態の整理も済みましたので、ついにポチッと購入することにしました。

【USA在庫あり】 エムゴ EMGO イグニッションコイル ヤマハ 12V 254-82310-60-00 2102-0301 JP店

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ヤマハのポイント点火式の旧車(XS-1やRDとか)には同じタイプのコイルが採用されていたようです。

実際にパーツリストなどで確認した情報じゃないので、たぶんそうです。

ヤフオクなどで流通している部品を観察していてそうなんだろうな…とおもっているだけです。

で、純正のコイルは今でも手に入るのかどうかも調べてはいませんが、ネットでいろいろ調べてみるとこちらの「エムゴ EMGO」のコイルは外寸が純正とほぼ一緒だし外観もほぼ同じなのでたぶんこれが使えるのだろう!という期待をこめて新品を調達してみました。

とどいた品物を見ますと、配線の色が黄色と黒でちがうことと、本体との絶縁されていない接続部分が大きいというところですね。

コイルとコードの接続は純正と同じようにコイル本体側がニードル(針)になっていてコードの導体部分をぶっさす仕組みです。

ポイントからの配線との接続もギボシ端子が最初からついているので純正と同じように配線しなおせばいいだけでした。

車体への取付けは、純正とまったく同じ位置にネジがついているのでそのまま加工なしにポン付けできました。

念のため、絶縁されていない部分には自己融着テープを施して、万が一車体やほかの配線に触れて電気的なトラブルが起きにくいように気持ち程度の対策を施してみました。

結論、このコイルの取替作業はさほど難しいものではありません

ちなみに、、、私のTX650のコイルは左右の燃焼室用に1つずつ計2つが搭載されています。

今回は左右どちらのコイルが悪いか判断がつかない状況でしたので2つとも交換しています。

症状なくなりました!

コイルを交換して走ってみました。

 結論: しばらく走ってみてもアイドリングでエンストすることはなくなりました!

ついにやりました!これでもうすこし様子をみながらにはなりますがツーリングが楽しめるようになりそうです!

いちかばちか…やってみてよかったです。

でも、このコイルには注意が必要なんだそうです

わたしはプロのバイク屋さんではありませんので、イグニッションコイルを購入した経験なんてこれまでありません。

ネットや本をみて理屈を自分で想像しながら「やってみよう!」でやるしかない状況です。

後日、バイク屋さんもどきセミプロの友人に今回の部品についてはなしをしてみたところ「台湾製のコイルってはずれがあるみたいよ…」って言われました。

現時点でコイルが原因で絶不調だったことはほぼ間違いありません。

ただ、「安心も同時に買った」はずのコイルですが、友人の経験的な感覚では「絶対的な安心は補償されない」様子です。。。

今回のコイルは少なくともわたしは大丈夫でしたが今後皆さまに「絶対の安心」をご提供できるかは… 

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今後もこのブログで皆さまにも参考にしていただけるネタを提供していこうとおもっております。

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