妻に乳がんが見つかったときの夫側の心境
さすがにショックなできごとでした。
わたしは、国内ではあるものの自宅から遠く離れた土地に単身赴任をしていました。
妻に乳がんがあることがわかり、怒涛の数か月を駆け抜けました。
私ども家族にとって大変に重大な時期でした。
この記事は病気になった本人ではなくその夫の体験記です。
健康診断の結果
2022年3月24日 単身赴任先のわたしに妻からLINE
妻「乳房検査ひっかかったー。要検査だよ」
私「まじか!健診いっといてよかったじゃん」
妻「カテゴリー2と3だって。3までは良性のことがおおいらしいけど精密検査しとかなきゃね」
私「乳房検査って、マンモグラフィ?」
妻「そう」
最初の戸惑いは病院選びでした
わたしは単身赴任先の上司に事情を相談し、平日の休暇をもらって帰宅する機会を2回ぶん確保。
妻に精密な検査を受けさせるため、それまで留守番をさせたことのなかった小学低学年の子供の状況などを鑑みながら、自宅から比較的近い乳腺外科に妻を連れていきました。
午前・午後と約一日かけて検査してもらって
結果は次週に「家族の方ときてください」とのこと。。。
緊張感がありますが、そのときはまだたまたま引っかかっただけの良性のなにかだろう とぐらいにおもっていました。
次週あらためて単身赴任先から帰宅して、こどもが学校にいっているあいだに夫婦で乳腺外科に結果を聞きに行きました。
先生「乳がんです。ステージゼロです。これ、乳がんについてわかりやすくかいた冊子です。」
我々「え・・・?( ん? どうすればいいんだ?)」
正直、感想なんてありません。次なにをすればいいんだ?ということだけでした。
先生「大きな病院にいっていただくことになります。病院を選んでもらえますか?このあたりだと、○○総合病院、○○がんセンター などを選ばれるかたが多いです。」
我々「え?選ぶ・・・って、何を基準にするべきなんですか?やはり、がんセンターって名前の病院のほうがより専門的で信頼がおけるのでしょうか?」
先生「たしかにがんに特化した病院です。一方で、がん以外にはそれほど強みがあるとはいいにくいです。総合病院だと乳がんの他の部分も全体的にみれる感じがあります。どちらをえらんでいいですよ。紹介状を書きますので。」
我々「唐突に言われましても・・・すこし考えます」
ということで、いきなり病院選びというミッションをこなす必要に迫られました。
我々にあたえられたヒントは、”特化”か”全体”か しかありませんでした。。。
次回以降に続きを書きます。
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