【実践】年次有給休暇(年休)を取得する/させる3つの理由の提案

会社員お役立ち
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3月にはいってこの記事を書いています。

といいますのも、この忙しさが増す年度末なのに、部下たちは駆け込むようにして年次有給休暇(年休)を申し込みまくるんです…

当然、はたらくひとに認められている権利ですのでそりゃぜひ取得してください!っておもいますが、そうはいっても3月は業務繁忙期ってことをみんな知っているのに、うまいことバランスとれないのが現実で、みなさんの職場でもこういったことってあるんじゃないでしょうか?

今回は、これから実践すれば来年度には間に合うであろう作戦を紹介します。

この記事はこんなひとにおススメ

  • 年次有給休暇を消化しきれなくて困っているひと
  • 年次有給休暇をうまく・・・取得させることができない管理者

年休をバランスよく取得させる方法

冒頭に記載したように、わたしの職場では部下たちが3月に駆け込むように年休を取得してきました。

現実としては本人たちも業務的にはしんどさを伴う状況になってしまいます。

ただ、すでにこの状況に陥っていることは変えられないので今年度は気合と根性で年度末を乗り切るつもりです。

しかし、未来は変えていける!的な発想で年休取得を促すために

  • 年間取得計画を策定してもらうよう促す
  • 年休取得の理由・・を提案する

この2点について来年度はじめのうちに実践してみよう!と考えています。

20日の年休取得計画を策定してもらうために

  • 最低でも月に1日ずつ取得することを目標としてもらう…これで12日消費
  • 自分や家族・パートナーの誕生日は年休!を取得してもらう…5人家族ならこれで5日消費
  • 結婚記念日やパートナーとの記念日は年休!を取得してもらう…1~2日は消費できる

月1日は年休取得!

まず、月に1日くらいは余計に休めるように業務をコントロールすることくらいは組織的にも無理のない範囲でなければ健全ではないと思います。

そういうホワイトな職場であれば、あまりなにも考えずに月に1日程度は取得するようにすすめてみませんか?

身内の誕生日は、身内の不幸ごとより重要!と考えてみよう

そのうえで、「忌引き」ってあるじゃないですか?お身内にご不幸があった場合に休むあれです。

労働法的には、マストな休みではないらしいこの忌引きも日本社会では、あるていど社会通念上、あたりまえとなっている概念の休みかなと思います。

「誕生日」もそれと同じだと思い込んでもらいましょう。

身内の誕生日は休むのがあたりまえ!って上司がへんなこといいだしたと思われたとしても、「休んでいいよ」ってメッセージはなんとなくあたたかい印象をもって受け入れられるのではないでしょうか?

もちろん、業務の状況をみながらそれ前後に日にちをずらしたりすることもOKとしなければかえって取得しずらかったりするかもしれません。

そこは柔軟に。

誕生日と同じくらい「記念日」も大切に!

「誕生日」以外にも「記念日」も忌引き以上に(?)大切なイベントです。

従来のおかたい日本社会では直接休む理由に該当しなかったかもしれませんが、「働き方改革」の旗印のもとではこれもOKではないでしょうか?

とりあえず、実際に記念日だから休む必要があるのかないのか、が大切なのではなくてこういう理由になりそうなことを提案していかないと、まじめな社員はなかなか休んでくれないんですよね(笑)

年休取得が場当たり的になる実態

そもそも、みんな場当たり的に年休を取得している実態は往々にしてあるのが現実ではないでしょうか?

年休の付与日数は法令で決められている最低限度数に加えてそれぞれの会社ごとに数をきめてあるのですが、例として私の会社の場合、条件にもよりますが40代くらいの社員には年間20日の年休が付与されています。

与えられた年休を全部取得するって、簡単なようでとても難しいのも現実です

そのようななかでも、年度末のように忙しい時期に年休をぶっこむようなことにならないよう、年度初である3~4月ころにかけて 計画を策定して上司・部下でシェアしあう習慣を定着させることができればいいのではないか?とおもいます。

注意したい点

ただ、年休取得ははたらく人に与えられている権利です。

取得に関する考え方はひとそれぞれ。

労働法的にも会社がその取得時季をおしつけてはいけないことになっています。

時季変更権を行使するにはよほどの理由が必要です。

わたしも、チームメイトには、きっちり働き・きっちり休んで人生を充実させてほしいと、こころからおもっていますので、年休Welcome!です。

ただ、休む本人さえ、この時期にこれだけ休んだら担当している仕事を業務時間内に終わらせるには相当な苦労を伴うぞ・・・とわかっている状況であることに、ちょっと待て!

とおもったりします。

なので、たとえば繁忙期である年度末に年休取得が多発するような現状には課題があることを、よく理解してもらえるようにかたりかけていく管理者側の姿勢も必要となるでしょう。

もしあなたの職場の状況も似通う部分がありそうなら、場当たり的よりはすこしはマシな「計画的年休取得」戦略を展開してみてはいかがでしょうか?

まとめ(3日に1日は休みの実現)

ごく単純化した計算なので、詳細はもろもろあるとおもいますが、

仮にあなたの働いている会社が週休2日の会社の場合、1年は約52週ですのでそれだけで約104日の休みがあることになります。

くわえて祝祭日が17日程度あれば、年休を取得せずとも120日前後の休みがあります。

これに20日の年休を取得すれば 全部で140日!

年365日のうち140日もお休みできます。

実に3日に1日程度は休み!って計算です。

こんなにやすんで本当に大丈夫か?ってこころから心配になりますが、大丈夫!

大丈夫になるようにみんなで知恵をふりしぼって、頑張って働いて!

そして休みを楽しく過ごしていきましょう!

2019年4月から、10日以上の年次有給休暇を取得した労働者を対象に、年5日以上の年次有給休暇取得が義務付けられています。

そういった点からも管理者も働くひともおたがいに、創意工夫でみんながより人生をより充実させていけるようなっていくといいなぁ。

わたしも工夫して、チームメイトと自分自身をハッピーにしていけるように頑張ります!

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