【電圧確認】バイクのトラブルに備える!おすすめの2つの選択肢!

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1975年式ハーレーがエンスト!!!JAFでドナドナ

またまた、愛車の古いハーレーダビッドソンがツーリング途中でエンストしました。キックスターターを踏めども踏めども復活しない。ほんと調子よく走ってたさなかの信号待ちのことでした。あたりは薄暗くなり始めた夕食時。ライトをつけてみると明らかに暗い。。。「バッテリーの電圧が下がってるだろうな」とおもいました。電圧計も手元にはありません。

自宅まであと2キロ!
押して帰るには起伏の激しい道のりです。恥ずかしいですがおもいきってJAFのロードサービスを呼んで自宅まではこんでもらいました。

バッテリーの電圧低下!

バッテリーの電圧が低い!

帰宅して、もっともあやしいバッテリーの電圧を確認すると通常12v程度のところが、7v程度しかない。エンジンがかからなくなったのはバッテリー電圧の低下でまちがいなさそうです。スパークプラグからの火花を発生させることができていない状況になっていたようです。

配線や端子の接触不良で走行しながら充電できていなかっただけか、あるいは積んでいたバッテリーがもう5年程度前のものだったので今回の走行中に寿命がつきたのかのどちらかであってほしい!と願いつつ、まずはバッテリーを充電してみました。充電して電圧がある程度復活すれば、またエンジンはかかってくれると思われます。

電圧の確認におすすめしたい測定器 2つの選択肢

バッテリーの電圧を確認するためには、電圧計が必要です。

■電圧計としてのテスター
私の場合、DIYで使用するのはポケットテスターです。あまり高価なものは必要じゃないだろうとおもっていますが、先日はもう一台の愛車であるTX650のコンデンサ不具合をうたがったときには、「静電容量の測定機能さえあれば…」と感じたものです。コンデンサの特性である静電容量まで測定できる機種があれば鬼に金棒ですが、それほど使用頻度は高くないのが実態ではなかろうかと思います。 ないよりあるほうがいいです。私は欲しい機能です。

■おすすめ!電圧計としてのバイク用USB充電器
それから、最近では比較的手ごろな価格でバイク用のUSBポート充電器が流通していますね。USBポート充電器には電圧表示機能のついているものがあります。わたしは旧車乗りですが、走行中の電圧の変化状況などを把握できるうえ、ある程度の長時間ツーリングでも携帯・スマホを充電できる安心感から今年導入してみました。旧車にも使えるうえ、走行中の電圧の変化に気づくことができるとても優秀なアイテムだと思いますのでお勧めです!

テスターは持っておきたい!

いろいろなトラブルに対処してきた経験から、テスターがなかったら本当に困ってしまいます。
テスターには、針が触れて電圧などを測定する「アナログ」なやつと、液晶に数値が表示される「デジタル」なやつの2種類があります。 どちらもいいところ・悪いところあります。

■【デジタル】な数字表示
 レンジをきにせずパッと見で数字や単位を読み取ることができる点においてはアナログより優れていると思います。が、ちょろちょろと数値が変化する状況をただしく把握するのには向いていませんね。

■【アナログ】な針による表示
 なんといっても、針の振れ具合から変化がよみやすいです。電圧などの表示がふらついているときにどんなふらつき方かを読み取ることができる点がデジタル表示より優れていると思います。ただ、変動のないデータを直感的に読み取ることに関してはデジタル表示のほうがいいですね。わたしはアナログのテスターを持っていませんが、使用したことはあります。その経験からアナログ表示も持っておくメリットは大きいと思います。

テスターについては、いわいるピンからキリまで多くの品物が流通していますが、わたしの経験からバイクのメンテナンスをDIYレベルでやってみようという方にむけてはさほど多くの機能は必要ないとおもいます。お好みや読者様の思考・志向に応じて次のような品物から選んでみてはどうでしょうか。

①とりあえず安くて電圧が確認できればよい場合

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②測定器もブランド品がいい(ある程度信用できる品質を求める)場合

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③静電容量(コンデンサの性能)も確認できれば鬼に金棒

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めちゃおすすめ!便利なUSB充電器は電圧確認に使える!

正直、こんなに便利なものはロングツーリングなどの際にはつけてて損なし!
私は旧車乗りで、雰囲気も大事にしてます。そんな私もおすすめします!旧車の雰囲気にマッチしない!それでもこいつをつけるメリットを感ます!
充電しながらスマホをナビ代わりに使えたり、いろいろな道具の制約がでるキャンプツーリングなどでも各種充電の心配を減らせるだけでなく走行中のバイクのバッテリーへの充電状況を常時確認することができます。


ハンドルに簡単に取り付けることができるし、配線2本をバッテリーの(+)(-)端子につなぐだけです。ON,OFFスイッチがあり少々の雨にも耐えるカバーがついています。ほんとに便利さを実感しています。
これとは別にバイク用の電圧計機能専門のものを買う理由が見当たりません。スマホのハンドルへのホルダーをセットで持っておくと電圧確認だけではなくスマホの活用の幅も広がります。便利!です。
USB充電より電圧確認に使うことが多いのが実態です。 実際にはそんなにしょっちゅうスマホの充電しなきゃいけない状況はさほど多くはないので・・・

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発電・充電できているか?

バッテリーを充電してみました!

さて、わたしのハーレーの話題に戻ります。通常バイクのエンジンは発電機能をもっていて走りながらバッテリーを充電していますね。今回、私のバイクはなんらかの原因で充電機能にが不全になっていたと思われます。

家庭用コンセントから充電できる充電器をつかって充電するのですが、これも最近はいわいる安くて手軽に使えるものが多く流通していて手軽に入手することができます。自動車などの大きなバッテリーと比較するとバイクのバッテリーは小型ですし、わたしのバイクのバイクに関していえばエンジンスターター用のモーターを動かす必要もないのでほんとに小型なバッテリーです。そんなバッテリーに対する充電器はそれほど高価でなくてもOKです。正直、ホームセンターに売っている安い代物よりももっとやすくて小型なものがネットで入手できます。

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バイクから降ろしたバッテリーの(+)端子、(-)端子に接続して数時間待ちます。
するとどうでしょう!とりあえず12.5v程度の電圧まで回復してくれました。ただし、そもそもある程度の期間(今回は5年程度も)使用した古いバッテリーでしたので、いつ寿命がくるかわかりません。が、とりあえずバイクのスパークプラグに火花を飛ばす程度のパワーはまだあるようでした。

とりあえず、このフル充電したバッテリーでエンジンをかけてみました!

すると・・・やりました!キック一発!元気に始動してくれました!

さっそくエンジンをかけたままテスターで電圧の変化を確認します。ところがふかせどふかせどエンジンから発電されて充電につかわれているであろう電圧(13.5v~14.5v程度)には遠く及ばず、バッテリーの電圧は12v程度のままとなっていたのです。。。つまり、、、充電機能がおかしいぞと判断するにいたりました。

レギュレター交換

こうなると考えられる原因は

 ① 発電する機能の不全
 ② 発電した電気を充電するための状態に変換する機能の不全
 ③ それらをつなぐ配線の断線などの不具合

の3パターンかなとおもわれます。私の1975年式のハーレー(FX系)の場合は、エンジンクランクケースの奥に①の発電する機能を搭載しています。エンジン自体に配線ピンが埋まっていてそこに、コネクタで「レギュレター」と呼ばれる②発電した電気を充電するための状態に変換する部品に接続され、直流の14v程度をバッテリーに送る配線があるのでそれをバッテリーの(+)配線につないであります。

ネットで見る限り、このレギュレターは比較的壊れやすい ということがわかりました。ちなみに今回はエンジンから出ている①のピンにテスターをあててみましたが適正な値かどうかはさておいてエンジンをかけると交流の電圧が発生していることを確認できました。そこで②のレギュレターを注文して取り替えてみました。ただ、このレギュレターを固定しているボルトはかなり奥まった六角ナットです。。。手持ちのスパナではどうしてもアクセスできません。また道具を買う必要がありました。

わたしはハーレーに使うインチ工具に関してはできるかぎりある程度ちゃんとしたメーカーのものをそろえようと決めていまして、、、ただ、有名なSnapOn社や国内メーカーのKTC社などはそれぞれ値段がちょっと・・・ということで、Signet(シグネット)という工具メーカーのものをそろえています・・・ 賛否あるかもしれませんがわたしにとってはネームバリュー、品質、値段 すべてにおいてほどよいメーカーです。これもおすすめです。で、せっかくだから今回シグネットのレンチソケットを買っちゃえ!と勢いよくポチッてみたのでした。

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ハーレーの発電・整流回路の詳細はまたあらためて考察して記事にしてみようと思います。まず今回はレギュレターの交換をしてみようとチャレンジしてみました。

結果は!まとめ!

レギュレターを交換したところ、とりあえず走行に差し支えない状態に戻りました。バッテリーへの充電もアイドリング時に13.5v程度まで確保できているようです。ただ、レギュレターが壊れた原因がそもそもわからないので、また壊れないか・・・心配はつきませんが、今後走行しながら様子をみつつ、バイクのある週末を輝くものにしていきたいと思います。

古いバイクは故障もします。ただ、それをDIYで修理しながら必要になる工具や道具なども大人のコレクション・資産の一部としていくことができます。 バイクは単に資産価値を持つだけではなくこういったところにも付加価値をもたらして私たちの週末をより楽しいものにしてくれているように思えます。

古いバイクは壊れそうだしと躊躇している方にとってわたしの投稿がすこしでも参考になれば幸いです。

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